僕が会社を辞めた理由

僕が会社をやめた理由

こんにちは。まおです。

今日は珍しくノウハウ系の話ではありません。

ノウハウの話は一休みして
なぜ僕が会社をやめてせどりで
独立することになったのかについて
お伝えしたいと思います。

普段このブログではあまり見せない
等身大の僕を感じていただければと思います。

何も考えてなかった

僕が会社を辞めた理由 | せどらーよ大志を抱け

僕は小学校から高校までずっと
ボールを追っかける野球少年で

高校では甲子園を目指して
毎日朝の4時から砂浜を8km走って
夜12時まで必死に練習していました。

残念ながら甲子園には行けなかったものの
地元の企業が野球部に力を入れたいとのことで
就職希望だった僕を野球だけで採用してくれました。

その会社は建設関係のゼネコンで
地元でも有数の企業でした。

周りからは
「良い会社入ったな!」「羨ましい!」
とか言われてましたが

父親の名前と住所を言うだけで
面接に通ったとはとても言えなかった笑

就職してからは普通に
楽しく過ごしていました。

自分で稼いだお金で
欲しい物を買ったり
毎日パチスロに行って
麻雀やって。

今考えるとなかなかクソな生活ですが
当時はかなり楽しかったですね。

別に将来のこととか
会社のこととか
人生のこととか

そんなことは何も考えずに
ただ毎日が過ぎていく感じでした。

何かがおかしい

僕が会社を辞めた理由 | せどらーよ大志を抱け

そんな僕も22歳で結婚して子供を授かり
仕事も順調で好きな野球もできて
順風満帆な生活を送っていました。

ところが25歳になった当たりから
なんだか自分の中でモヤモヤした
感覚が芽生え始めているのを感じました。

何かがおかしい。

なんかね。
人生このままでいいのか?
みたいなことを思い始めたわけです。

毎日同じ会社にいって
毎日同じ仕事をして
家族と過ごして寝る。

そしてまた同じ朝が来る。

普通なんです。めちゃくちゃ普通。

でも何かがおかしい。

それは僕の中でずっとぼんやりと存在していきます。

7年目の挫折

挫折

僕が入社7年目を迎えた頃
衝撃の事実を知ることになります。

7年目の僕の基本給より
大卒で今日入ってきた女の子の基本給の方が高い。

えっ・・・まじか。

あれを見た時は
かなりショックでしたね。

曲がりなりにもこの7年間
一生懸命働いてきたつもりだし
それなりに結果も出してきた。

でも現実は僕よりも
今日入社してきて新入社員研修
してる女の子の方が給料が高い。

この時に僕は会社に入って

ある意味初めて挫折を味わいました。

どれだけ頑張っても
認められないんやなって。

このままこの会社にいたら
ずっとこんな感じなのかな。

そこから少しずつ自分の人生について
真剣に考えるようになっていきます。

やらない理由を探し続ける日々

僕が会社を辞めた理由 | せどらーよ大志を抱け

そんな挫折があってからも
時間は何事もなかったかのように過ぎていきます。

挫折した時のショックも忘れかけてたぐらい。

でも何かしよう。何かしたい。独立したい。

みたいなことはずっと自分の中にあって
色々模索はしていました。

でも現実を見るとそうもいかない。

ある程度安定している会社をやめるのは
周りの賛成を得られるわけがない。

てかそもそも夢見すぎだし。
何のスキルもないサラリーマンが
独立するって何するのよ?

ずっと自問自答する日々でした。

今考えると当時の自分は
やらない理由ばかり探してたなって。

やらなくていい理由を探して
「そうそう。だから今のままでいいし。
高望みなんてしなくていいんだ。だから明日も頑張ろう!」

って言い聞かせてた。

人はやらない理由が大好きな生き物です。

そしてやらない理由はいくらでも出てきます。

何か新しいことをしようとすると

「やめとけ」「失敗したらどうするの」「今のままが充分」

こうやって次々とやらない理由が浮かんできます。

当時の僕はその理由に乗っ取られて
やらない理由を毎日探す日々を送っていました。

初めてこわいと感じた

僕が会社を辞めた理由 | せどらーよ大志を抱け

自分の10年後、20年後って
どうなるかわかりますか?

会社にいたら今すぐわかります。

周りにいる10歳上の先輩
20歳上の上を見てみて下さい。

それがあなたの未来です。

そうなりたくないと思っても
自然にそうなっていきます。

どこかでこのセリフを聞いた時
僕は実際に自分の職場を見回してみました。

残念なことに僕の会社の10年先輩は
お世辞にも活き活きと人生を
生きているようには見えませんでした。

20年上の上司はトップの顔色ばかりを伺って
自分のことしか考えていないような人でした。

このままこの組織にいたら自分も
必ずこうなってしまうと思ったら
本気で恐くなった。

このままじゃやばいなって。

でも会社にいれば安全だし
いくら不満があっても会社に
勤めていれば死ぬことはない。

最終自分の中で消化すればいい。

仕事の中に楽しみを
見つけていけばそれでいい。

このままの人生を歩む理由は
いくらでもありました。

理由というよりも安全な所に
留まろうとするやらない理由が。

でもその先輩や上司のように
なるのだけは絶対に嫌だ
ということはハッキリしていました。

しょーがないと言って
いろんなことを諦める人生。

自分を守ることに精一杯で
お金も時間も決して自由にならない人生。

そんな人生はまっぴらごめんでした。

そして自分の子供に伝えていくのかと
思ったらめちゃくちゃ怖くなったんです。

親は自分がやってきた以上のことを
子供に教えることはできません。

結局のところ自分がやってきたことを
姿勢や生き様で見せてあげる
ことぐらいしかできない。

僕がこんなんだったら
子供にそれ以上のことを
教えて挙げられるのか。

子供に夢を持てとか
自由な人生を生きろとか言えるのか。

何よりも大切な子供の人生を
やっぱり自由に生きてほしい。

たくさん挑戦して失敗して大きくなってほしい。

でもまず自分がそういう人生を
送ってなかったら伝えようがない。

このままじゃダメだ。

自分の中でぼやっとした気持ちが
痛みや恐れに変わった瞬間でした。

そしてこれが僕が会社をやめようと
決断した瞬間でした。

プライドなんか捨てて正直になれ

僕が会社を辞めた理由 | せどらーよ大志を抱け

思ってはいても実際に
行動できない人がほとんどです。

例えば毎日ブラック企業で
勤めて会社を辞めたくても
辞めない人が世の中にはたくさんいます。

なんで辞めないの?辞めるだけやん。

って僕個人は思いますが本人からすると
そんな軽いことじゃないって
怒られると思います。

でもそういう人は
だいたいこう言います。

「逃げるわけにはいかない」
「自分より辛い人は世の中たくさんいる」
「転職しても今よりよくなる保証はない」
「辞めたら家族が路頭に迷う」
「周りからバカ呼ばわりされる」

なんか一見聞こえが良い言葉ですが
これって結局
”自分が人から良く見られたい”
という根本的な部分を正当化しています。

人のためとか言いながら
実は全て自分のため。

自分がどう思われるかだけが何よりも重要。

自分のプライドが何よりも大切。

でも考えてみてください。

会社を辞めたからって死にます?

家族が死にます?

今の給料以上の会社って日本にはないんですか?

会社を辞めても死なないし
そんあ会社いくらでもあります。

製造業や運送業はいつでも人手不足だし

フルインセンティブの営業職だったら
今より確実に給料は高いでしょう。

百歩譲って給料が下がっても
家族と一緒に過ごせる時間や
自分のやりたいことをできる
時間が増えたら良くないですか?

時間は戻ってこないし有限。
残念ながらお金で買うことはできない。

自分の人生を大きな時間軸で考えた時
その会社に居続けることはほんの一部でしかないんです。

その一部にしがみつくことが
そんなに重要ですか?

自分のプライドって
そんなに重要ですか?

プライドは時に自分の成長を止めます。

プライドがあるから
人に助けてって言えなかったり

チャンスが来てるのに
それを教えてください
って言えなかったり。

プライドと信念は違います。

プライドは
”人からどう見られたいか”
という視点で存在しています。

逆に信念は自分の中に存在しています。

プライドなんてさっさと
捨ててみてください。

それが自由への一歩を
踏み出すきっかけになります。

そして綺麗事抜きで自分の
歩みたい人生について考えてみてください。

自分が守るべき人
愛すべき人達の
顔を思い浮かべてください

現状に違和感や納得できない所があるとしたら

それは誰がなんと言おうと”NO”なんです。

誰のためでもない
自分自身の一回きりの人生です。

自分の人生を自分で生きていきましょう。

このブログがあなたの人生のお役立てたら
僕は最高に幸せです。