ネットビジネス業界はとにかく
情報の移り変わりが激しい業界です。
もちろんせどりやネット物販も同じです。
変わりゆく情報や状況で
稼ぎ続けていくために必要なスキルがあります。
それは営業力です。
なぜネットビジネスなのに営業が必要なのか?
稼いでいる人がやっている営業とはどんなものなのか?
今最もせどらーに必要な営業力についてまとめました。
小手先だけでは厳しい時代
最初にはっきり申し上げておきたいことは
今のせどり業界は
小手先だけのテクニックや考え方だけでは
生き残っていくのが難しい状況にあるということです。
アマゾンの相次ぐ出品規制や大手販売店が台頭などで
数年前のように
ただ価格差だけを追い求めて
仕入れさえやっていれば稼げるような時代は
確実に終わりを告げようとしています。
ではどうやってこの状況を打破し
稼ぎ続けていくにはどうしたらいいのでしょうか。
それは営業力をつけることです。
せどりに営業力というとあまりピンとこないかもしれませんが
実はこの営業力が稼ぎ続けるための大きなカギを握っています。
せどりに必要な営業力とは
せどりに必要な営業力で大部分を占めるのが
交渉スキル
です。
これがあるのとないのとでは結果に雲泥の差が生まれます。
具体的に稼いでいるせどらーが
どんな交渉をしているかと言うと
「これだけ全部買いたいんですが安くなりませんか?」
「今後もこのお店からたくさん商品を買わせていただこうと思っています」
「後ろのバックヤードを見せてもらえませんか?」
こんな風に必ずお店と交渉をしている人が多いです。
交渉をすることによってどんなことが起きるかというと
単純に仕入れ金額を下げることができます。
そしてライバルが仕入れできない商品を
仕入れられるようになります。
交渉で圧倒的な差がつく
例えば
1日5個売れる高回転商品だけど
利益が5%しか出ない商品を10個見つけたとします。
交渉ができない人はここで諦めてしまいますが
交渉ができる人は違います。
「全部買うのであと500円下げてくれませんか?」
と一言聞いています。
もしこの交渉が成功して
単価を500円下げてもらえたとしたら
この交渉だけで5,000円以上利益が変わってきます。
毎回必ず成功することはありませんが
積み重なっていくと収益に大きな違いが生まれます。
単純に価格を交渉してみるというスキルがあるかないかで
結果は大きく変わってくるというわけです。
ライバル不在の交渉術
もうひとつ重要なのは
お店と良い関係を作る交渉スキルです。
突然ですが
あなたは仕入先のお店と良好な関係を築いていますか?
もし答えがノーならそれはかなり損をしています。
コソコソ隠れて商品を検索している人を
よく見かけますがあれは本当に無意味です。
そもそも悪いことをしているわけではないのに
何で隠れる必要があるのか。
確かに転売屋が嫌いなお店はたくさんあります。
「バーコードスキャン禁止」
って思いっきり書かれているお店や
検索すると店員さんに止められるお店もあります。
でもこういうお店こそチャンスです。
そういうお店があったら
店長さんに積極的に営業をかけてみてください。
自分の名刺を渡して
・自分が転売ビジネスをやっていること
・どんな商品をどれぐらい買いたいと思っているか
・お店にどんなメリットがあるのか
を提示してください。
その上で
「検索させてくれませんか?」
って一言聞いてみてください。
当然断れることもあります。
でも断られたらそのお店に行かなくていいだけです。
でももし
「検索してもいいですよ!」
って言われたらどうでしょう?
その店はライバルがいない
全くのブルーオーシャンが手に入るかもしれません。
直接言いづらいって人は
お店に行く前に電話をして趣旨と名前を伝えておくのもいいですね。
僕が店舗仕入れをしていた時は
地元のよく行くお店には必ず営業をかけていました。
そのおかげでお店に商品が入った時は
優先的に検索させてもらえましたし
SALEの時はバックヤードまで
連れて行ってもらえたりしました。
交渉と言うと
「難しそう」とか「相手にしてくれないんじゃないか」
とか考える人も多いと思いますが
基本は当たって砕けろです。笑
ダメだったらダメ。
でも交渉できたらめちゃくちゃ美味しい市場が手に入る可能性大です。
ビジネスとして取り組んでいるか
交渉ができるかどうかは
せどりをビジネスとして捉えているかによって変わってきます。
そして営業力はどのビジネスするにも必ず必要なスキルです。
今後物販ビジネスで成功していきたいなら
営業力は必ず必要です。
営業力があれば色んな可能性が開けてきたり
ちょっとした交渉でライバルと一気に差をつけることができます。
お客様に1円でもお金をもらえばそれは立派なビジネスです。
いかに自分のビジネスを拡大していくかを
常に見据えて営業活動に取り組んでみてください。
まずは一言話しかけてみる。
それが営業力をつけるための第一歩です。