(この記事は2019年9月26日に更新しました)
せどりなどの物販ビジネスには必ず必要なものは資金です。
というよりも資金がなければ物販はできません。
資金調達の方法は大きくわけて2つあります。
・自己資金を膨らませていく方法
・銀行や生活金融公庫などから融資を受ける方法
小さな資金からコツコツ膨らませるのも大切ですが
個人的な意見は断然融資を受ける選択肢に賛成です。
この記事では僕が個人事業主時代に、実績もない所から
500万円の融資を勝ち取った方法について解説していきます。
CONTENTS
借金は悪いものなのか
「500万円の借金があります」
あなたはこれを聞いてどう思われますか?
昔の僕は500万円も借金あったら人生終わりだと思ってました。
でも今はその何倍も借金があります。
そして人生終わっていません(笑)
もちろんここで言う借金とは事業融資のことです。
特にせどりなどの物販ビジネスをする上では
融資は切っても切れない関係にあります。
特に個人でせどりをやっていて、
売上・利益が伸び悩んでいる人はこの融資を受けていない、
融資に対しての壁を突破できない人が圧倒的に多い傾向にあります。
でもここを突破できるかどうかで
その後の成長スピードがまるで違います。
お金がなければ攻めたい時に思いっきり攻めれない。
チャンスが来ても活かすことができない。
自己資金で回すというのは一見聞こえがいいですが
投資する資金量が少なければ成長スピードは遅くなります。
逆に投資する資金量が多ければ多いほど成長スピードは早くなります。
創業時が一番借りやすい
融資を受けるには実績が必要なのは間違いありません。
ないよりはあった方がいいです。
実績がないから融資なんて受けられないんじゃないか?
と思って資金調達に挑戦していない人が多いです。
でもここで止まっているのは非常にもったいない。
何かを始める時、実績なんてあるはずがありませんよね。
むしろ実績を作るためにお金が必要なのに
そのお金がなかったら実績なんて作りようがありません。
そのために金融機関では
創業する人のための制度が設けられています。
メジャーな金融機関でいうと
日本政策金融公庫の創業支援制度があります。
新創業融資制度(日本政策金融公庫)
これは今から創業する人、創業して間もない人向けに設けられている制度です。
下手な実績があっても
それが邪魔をすることもあります。
逆に真っ白な創業時の方が金融機関の融資が通りやすいです。
実績なしで500万円を借りられた方法
僕が最初に融資を受けたのは日本政策金融公庫(以下国庫)ではなく
銀行のプロパー融資でした。
当時は実績なんてほとんどない状態でした。
実績ゼロでも資金調達に必要な条件を作りこんでいけば
融資確率はぐんと上がります。
当時僕が銀行融資を受けるためにやったことをまとめました。
1.事業計画書を徹底的に作り込む
当たり前の話ですが、金融機関は貸したお金に対して
利息が乗ってお金が返ってくることだけを考えています。
それを判断する重要な要素が事業計画書です。
特に創業時はこの事業計画書が全ての鍵を握っています。
- なぜこの事業なのか?
- なぜ融資が必要なのか?
- その事業を通じて何を提供したいのか?
- どんなリスクがあるのか?
- そのリスクをどうやって解決するのか?
- どういうビジョンを持って事業を拡大していくのか?
- 自分の夢や目標は何か?
これらのことをひとつひとつ明確にして
事業計画書に落とし込んでいきます。
創業時はできるかできないかは誰にもわからないので
いかに成功するように考えているか、
自分が行うビジネスについてどれぐらい真剣に向き合っているか
という部分が重要になります。
2.数字を明確にする
今すでにビジネスを開始している人は
自分の実績の数字を明確にしましょう。
数字が弱い経営者は金融機関から信用されません。
せどりだったら
・売上高
・仕入高
・在庫数、金額
・キャッシュフロー
・利益率
・利益額
最低でもこれぐらいははっきり伝えられるようにしてください。
これは融資を受けるためとかではなく
ビジネスをやる上ではごく当たり前のことです。
日頃からしっかり数字管理をしっかり行うことが重要です。
3.担保や保証人をつける
これは誰にでも共通する部分ではありませんが
担保を入れたり、保証人をつけることで融資が有利に働きます。
今は金融機関も担保を積極的に取りづらい時代ですので
こちらから持ち掛けてあげればかなり有利に働きます。
僕の場合は、父親を保証人にして実家を担保にいれました。
500万円借りるだけなのにそこまでやるかって感じでしたが
結果良い方に働いてくれました。
リスクはありますが
しっかり物販ビジネスを回していけばしっかり返済していけます。
状況が不利な場合は担保や保証人をつけることを検討することをオススメします。
4.結局は人と人
創業時は実績もなければ、無担保の場合は抵当権もありません。
金融機関にとってもリスクなわけです。
でもそこで融資してもいいと思うポイントは
人間性が大きく影響してきます。
自分のビジネスについて知らなかったり
将来の夢やビジョンがなかったりすると
金融機関は返済されるのかどうか不安になります。
逆に”この人だったら融資してもいいな”
と相手に思わせるかどうかで融資の是非は決まってきます。
髪型や服装はもちろんですが
話す時の口調や態度、表情にも十分気を使っておかなければいけません。
面談の時はとにかく自信を持って自分の意見を言えるように準備しておいてください。