「評価の数が低いと売れない」
「悪い評価が入ってしまいました
どうしましょう」
このような相談を初心者さんから
必ずといって言いほど受けます。
先日もこのブログに評価のことで
問合せがありました。
アマゾンで販売していく上で
セラーの評価は重要です。
なぜでしょう？
ってことをまとめてみました。
CONTENTS
評価が低いと売れないって本当？
実はそうでもない
評価が低いと他のお客様から
選んでもらえない。
果たして本当にそうでしょうか？
新品に限った話をすると
評価が０件のセラーでも
カートは獲得できます。
誰でも最初は評価０からのスタートです。
そしてアマゾンも新規セラーを
増やしていきたいという点から見ても
評価数はさほどカート獲得率に
影響していないと考えられます。
低い評価が入っていたとしても
全くカートを獲得できないなんてことはありません。
概ね９０％以上あれば
カート獲得率はほとんど変わらない印象です。
中古はかなり重要
問題なのは中古品です。
中古を買うお客様はセラーが
並んでいる中から購入先を決定します。
コンディションが同じなら
やっぱり評価がたくさん入っていて
内容が良いセラーから買うのが当たり前です。
評価はしっかり確認されている
昔アマゾンの中の人と話す機会があって
(担当はまだついていません)
商品ページのクリックの統計を
見せていただいたことがあります。
そのデータによると購入者の約８割が
商品ページに入った次にクリックするのが
セラーの評価を見るボタンだったんです。
このことからもやはり購入者は
セラーの評価を重要視している
ということがわかります。
気にしているのは自分のことだけ
購入者が気にしているのは
評価の件数やアカウントヘルスの％
でもありません。
気にしているのは
このセラーから買っても
大丈夫なのか？
だけです。
当然ながら自分が購入した後の
ことしか気にしていません。
中には理不尽な内容で
悪い評価を付けられる
こともありますし
ただのクレーマーから
評価を付けられることもあります。
たとえ悪い評価が入っていても
これは購入者の責任ではないな
という内容だったら
その評価を見て買うか買わないかの
判断にはなりません。
重要なのはアフターフォロー
悪い評価が入ったとしても
その後しっかりと対応した姿勢が見えれば
逆にプラスに働く場合もあります。
一番最悪なのは
悪い評価に対して
購入者のせいにするような
内容の返信をしたり
何も返信をしていないパターンです。
良い評価には返信してるのに
悪い評価には返信していない
これはやはり不安感を煽ります。
悪い評価が入った時にこそ
誠意を持った対応が必要不可欠です。
評価は勲章
長い目で商売を見る
アマゾンである程度販売していけば
必ず悪い評価は入ります。
もちろん再評価してもらう努力はしますが
どうしようもない時もあります。
そんな時は
長い歴史の一部だ
てぐらいの軽い気持ちで
考えておくことも重要です。
色んなお客様がいて当たり前だし
過去は変えられません。
一つの評価に一喜一憂するよりも
長い目で商売を見て
次にやることを考えていきましょう。
満足度の指標
評価はお客様にどれだけ
満足されているかの指標です。
良いものを売る
親切な対応をすることは
物販ビジネスとして当たり前で
ネットでもリアルでも変わりません。
購入者は商品を買うという行為を通じて
満足を求めているわけですから
満足を提供してもらえる
セラーから買いたいのは自然の流れです。
結局の所、満足度をどれだけ満たせるかが
この物販ビジネスで長く生き残っていくためには
必要不可欠なので自分のお店の評価は
やっぱり大切にすべきです。
この記事のまとめ
・中古の売れ行きは評価内容でかなり左右される
・気にしているのは数や％ではなく内容
・悪い評価をもらった後のフォローが最重要
・長い目で見ること。あまり一喜一憂しないこと。
上にも書いたとおり
評価は購入者の満足度を
表したものです。
良い評価もらえる方法とか
悪い評価をもらわないための
ノウハウを欲しがる人が多いですが
結局のところ
当たり前に商売をしていくことしかありません。
良い物を売るのは当たり前
丁寧な対応をするのも当たり前です。
なので評価を怖がったり
対策を探す前に
自分の商売をもう一度
見直すことが何よりも大切なことだと思います。
