せどりをする上で絶対必要になるサイト
「モノレート」
最初にお伝えしておきたいことは、
「モノレートさえ使えればせどりで稼ぐことができます」
え?そんなカンタンなの?
と思われた方も多いと思いますが、断言できます。
というよりも巷のすごそうなせどらーさんや、
弊社のように年商数億の会社でもこのモノレートを使用しているからです。
モノレートはグラフなどがたくさんあるので難しそうに感じるかもしれませんが、
見るべきポイント、この記事の最後にお伝えする普遍の数式を理解できれば、
仕入れた商品が売れないリスクを最小限にすることができます。
CONTENTS
モノレートとは
無料でアマゾンのランキングや価格・出品者の推移を確認できる
Amazonセラー御用達のページです。
数年前までは”アマショウ”という名前で運営されてきましたが
現在はモノレートという名前に変わっています。
まずはモノレートにアクセスしてブックマークしておきましょう。
モノレートの使い方
まずは検索したい商品を検索窓にいれます。
いれるのは、ASINコード、JANコード、商品名のいずれかでOKです。
商品名だと複数ヒットするので、
ASIN、JANコードで検索するとピンポイントで商品が検索されます。
(商品名で検索する時は、なるべくゆるくキーワードを入れてください)
今回はSONYのXperiaのページを参考にします。
商品画像の右、その下の部分では
商品状態(新品、中古、コレクター商品)
データの期間(3、6、12ヶ月、全期間)
様々な条件でデータを絞り込むことができます。
最安値推移グラフ
最安値の変動を表したグラフになります。
注意してほしいことは、このグラフはあくまでも最安値をグラフ化したものです。
実際売れた金額ではありません。
中古は基本的に最安値では売らないので、価格事態はあまり参考になりません。
このグラフは「相場の安定感」を判断するのに役立ちます。
特に新品の場合はこの安定感に注目してください。
例えば最安値の上下が激しい商品は相場が安定していないと読み取ることができます。
原因は色々ありますが、例えば、定期的に全国の店舗で安売りされる商品は
この相場の変動が激しくなる傾向にあります。
大手の家電量販店などで一斉にSALEを行うと、
全国のせどらーがこぞって買いに走ります。
当然出品者の数も増えるので、競争が激しくなって、最安値が切り下がっていきます。
そしてそのまま価格崩壊が起こるか、元の適正値段に戻っていきます。
このように相場の動きが激しい商品は
今後も同じように最安値が動く可能性があるので注意する必要があります。
一方で、最安値が安定している商品は値崩れする可能性が低いと予測できるので、
なるべくこのグラフが一直線に近い商品を選んだ方が
値段に振り回されることなく販売できます。
逆に、最近一気に相場が上がっている商品なんかは
何か原因があって需要が上がっている可能性が高いです。
Amazonの新品がなくなったり、
何かの効果で相場が上がっている可能性があります。
そういう商品をいち早く見つけることができたら先駆者利益を得ることができます。
出品者数推移グラフ
出品者数の増減を表したグラフです。
緑が「新品の出品者数」
オレンジが「中古の出品者数」
グレーが「コレクターの出品者数」
このグラフで注意するところは
あくまで出品者数ということです。
商品が売れた個数ではありません。
例えば、1人の出品者が同じ商品の在庫を複数持っていたら
1つ商品が売れてもこのグラフは動きません。
新品の場合は在庫を複数持って販売するケースが多いので注意が必要です。
出品を取り下げた場合も出品者が減るのでグラフは動きます。
このグラフを活用する場合も全体の動きを見ることが重要です。
出品者が急激に増えていたり減っている場合は要注意です。
何かの原因があるはずなので、商品名を直接検索したりして深掘りしてみてください。
Amazonランキング推移グラフ
わかりやすいグラフを持ってきました。
赤◯の部分でグラフが変動してるいるのがわかります。
Amazonランキングは商品が売れた時に上がるものなので、
赤◯の部分で商品が売れた可能性が高いということになります。
これは3ヶ月分のデータですが3ヶ月の間に
同じような動きをしている部分は全部で15ヵ所あります。
ということは単純にこの商品は”3ヶ月で15個くらい売れている”という予想が立てられます。
・ランキング変動と出品者増減
まずは赤の四角で囲った部分に注目してください。
中古の出品者の数が15→13に減っているのがわかります。
それに伴って上のグラフも動いているのが確認できます。
続いて青で囲った部分。
ここがモノレートを見る上で注意するところです。
出品者の数は15→15と変わりがありません。
でもランキングは44319→16187に上がっています。
それに伴って上のグラフも動いてます。
これは1人のセラーが複数在庫を持っているということです。
実際に商品が売れてランキングが上がる
でも複数在庫が売れているため出品者の数は変わらない。
基本的にこの上のグラフと下の表はリンクしているので、
このような異変を感じたら要注意です。
総合的な判断方法
ここまで詳しく書いてきて何なんですがモノレートを鵜呑みにしてはいけません。
そもそもAmazonランキングの真意は公表されていませんし
モノレートのデータもどこまでが正しいか定かではないからです。
そして一つのグラフを見るだけではほとんど参考になりません。
例えばマイナーな商品はモノレートがデータを取得する日にちも少なくなります。
5日に1回とか10日に1回とかの商品もあります。
こういう商品は、売れてもランキングのグラフの波形がきちんと出なかったり
一直線のグラフになっちゃったりするわけです。
ランキングのグラフしか見ておらず
波形が出てないから売れてないって判断をするのはもったいないです。
そして波形だけ見ている人が非常に多いです。
モノレートを参考する上で重要なことは
”総合的に判断する”ことです。
ちょっと感覚的な話になりますが
全体をぼんやり見ることが大切です。
価格は上がっていて出品者が減ってきているようなら
供給が追いついていないのかな?
何が原因でこんなに需要が上がっているのかな?
こんな感じでぼんやり捉える方がいいと思います。
仕入れのタイミングに注意
このように総合的に見て仕入れるかどうかを判断していくわけですが
もう一つ重要な判断要素があります。
今やほとんどのせどらーさんはこのモノレートを使って仕入判断をしています。
みんな同じデータを見ています。
ライバルも自分と同じ基準で仕入判断をしていることを忘れないでください。
むしろモノレートで買いサインが出た時点でもう遅いと思った方がいいです。
みんな同じデータを見てるので
これからどんどん出品者が増えたり、価格が下がってくる可能性も考えられます。
投資の格言で僕が好きな言葉があります
「自分が行った頃にはパーティーは終わっていた」
誰でも見れる情報や美味しそうな相場の流れは
自分が気づいた時には美味しいところを持って行かれた後だということです。
需要と供給のバランスを考えた上で仕入判断を行うようにしてください。