突然ですが少しおかしなことを言います。
商品が売れなかったら値上げしてください。
売れないから価格を下げることはあっても
価格を上げるということはあまりやらないと思います。
でも価格を上げて売れたら最高ですよね?
Amazonの中古販売ではそれが可能です。
この記事ではAmazon特有の仕組みを利用した
安売りしなくても売れていく方法について解説していきます。
最安値でも売れない理由
最安値にしていてもなかなか売れていかないという
経験をしたことはないでしょうか?
これは買い物をする時の消費者心理と関係があります。
同じような品質の商品が3つ売っていたとします。
価格は
A:1,000円
B:1,500円
C:2,000円
あなたはどれが一番売れると思いますか?
それぞれが売れる割合は
A3:B5:C2になります。
これは日本では松竹梅の法則とも言われいて
多くの人は安くもなく高くもない普通の価格を
選択するという心理が働いています。
Amazonで中古を買うお客様も同じで最安値の商品よりも
中間の価格帯が売れやすい傾向にあります。
なので最安値でずっと売れなかった商品が
少し値上げするだけですぐに売れていくことはよくあることです。
最安値で売れない場合は騙されたと思って
同じ商品コンディション内の中間の価格に上げてみてください。
Amazonの中古は位置取りがキモ
これが今回のメインの内容になります。
Amazonの中古ページには売れやすい場所というものが存在します。
値段じゃなくて場所です。
実際のページを使って見てみましょう。
ある統計データによると赤枠で囲った部分がお客様に一番見られている位置になります。
自分がこのページを見ているとイメージしてみてください。
まずは1番上の部分は開いた瞬間に目につく部分ですね。
そこからスクロールしていって次に止まる部分が
下の赤枠の部分です。
2ページ目をクリックする時に必ず手が止まって見る部分でもあります。
そして2ページに飛んだ人が必ず見る部分がここ
ということはですよ。
この赤枠の部分に自分の商品を表示させれば
売れる確率は自ずと上がります。
Amazonの中古で重要なのはこの位置取りがめちゃくちゃ重要なんです。
これは昔、凄腕の本せどらーさんから教えてもらったんですが
最初は全然信じられませんでした(笑)
でも実際にやってみたら、見事に売れ行きが変わりました。
経験上一番売れやすいのは
1ページ目の1番下2つか2ページ目の1番上2つです。
逆に売れづらいのは1ページ目の真ん中あたりです。
もちろん写真や説明文がしっかり入っていることは前提条件ですが
いくら写真や説明文をしっかり作ってもお客様にスルーされては意味がありません。
いかにお客様の手を止めるか、目に止まるかが重要です。
価格改定をする時はこの位置取りを意識してやってみてください。
10円調整するだけで表示される位置が変わることも多いので
無駄な値下げ競争にも参加せずに済みますので
位置取りに注目してみてください。
この記事のまとめ
・価格帯は真ん中を意識する
・その価格帯の範囲で目に止まりやすい場所に自分の商品が来るように調整する
僕が価格改定で気をつけているのはこの2点だけです。
売れなかったら不安になって値段を下げる→追随する→価格崩壊
これがネット物販の常です。
もちろん価格は非常に重要な部分ですが安くすることは誰にでもできます。
でも安売りする物販だけをしていては売る力は全くつきません。
安くしても売れない、イメージした価格で売り抜けない
こんな悩みがある方はこの記事の内容を是非活用してみてください。