せどりで月500万円売るまでにやったこと【初心者時代編】

初心者

僕がこれまでやってきたこと
第2回目はせどり初心者時代について
書いていきたいと思います。

第1回目の記事はこちら

せどりで月500万円売るまでにやったこと【出会い編】

挫折から見えてきたこと

光明

BOOKOFFでの大敗を喫した日の夜
家で一人で考え込んでいました。

何がダメだったんだろう。
お店か?見るカテゴリか?値段か?

スクールのカリキュラムや動画では
いとも簡単にBOOKOFFで仕入れをしている師匠。

自分と何が違うのか?

必ず違う部分があるはずだと思い
もう一度教材を見直してみることにしました。

すると初めに見た時には響いてこなかった
師匠のある一言

「最初は仕入れができなくて当たり前です!」
「初心者で稼げない人は作業量が圧倒的に足りていません!」

僕はハッとしました。

確かに今日BOOKOFFに半日いたけど
検索した数って実は大した数じゃないということ。

初心者がいきなり仕入れにいって
師匠のように買えるってこと自体が甘いということ。

次の瞬間僕は車を走らせ
昼間行っていたBOOKOFFに向かっていました。

初の全頭検索

全頭検索

とにかく作業量が全く足りてなかった。
だったら作業量を上げれば
何か見えてくるかもしれない。

そんな思いでBOOKOFFに入った僕は
バーコードリーダー片手に
お店のDVDの棚を片っ端らから
全ての商品を検索していきました。

いわゆる全頭検索ってやつです。

閉店を告げる蛍の光が流れて
店員さんに止められるまで
夢中でバーコードにビームを当てまくりました。

そしてそのデータを家に持って帰って
モノレートに落とし込んでみると
意外な結果が。

利益が出る商品は確かに存在しました。

しかしそれは全体のほんの一部に過ぎなかったのです。

500点以上の商品データから
薄利の物も含めても50点ぐらい。
約10%の商品しか利益が出る商品がなかったんです。

この結果を自分で体感してみて
”そんなに甘くない”
”作業量が圧倒的に足りない”
という師匠の言葉が腑に落ちました。

これは僕にとっては
とてつもなく大きい収穫でした。

いかに簡単にビジネスを考えていたこと
簡単に稼げる世界なんてあるわけないのに
どこかでそれを期待していたこと

この夜は僕のせどり人生において
大きな分岐点になる夜になりました。

初の商品購入

レジ

利益が出てランキングの良い商品をスマホに控えて
次の日三度BOOKOFFに向かいました。

そしてその商品を次々にカゴに入れてお会計。

僕自信BOOKOFFで買い物するのも
これだけ大量にDVDを購入するのも
初めての経験だったのでやけに緊張したのを覚えています。

とは言え初めて商品を購入できて
せどらーとしてのスタートを切ったわけです。

作業!作業!作業!

作業

それからの僕はとにかく
毎日仕入れに向かいました。

飲食店の出勤が16時でしたので
朝起きてBOOKOFFが開くのが10時
その6時間は食事も取らずにひたすら
地元のBOOKOFFを駆けずり回りました。

そして夜中の2時に仕事が終わってからは
仕入れた商品を出品して情報収集。

気づいたらキーボードの上で値落ちして
朝を迎える毎日。

とにかく作業!作業!作業!の連続でした。

今思うと自分を褒めてあげたいぐらいですが
当時は意外と辛くなかったんです。

むしろやらなきゃ稼げないといったある種の
悲壮感にも似た感情に突き動かされていたのかもしれません。

そしてこの期間は今の僕を形作る
とても重要な期間となりました。

とにかくがむしゃらにやることで

作業量の土台を上げる。
やって当たり前。
やれば稼げる。

という稼ぐために最低限必要なスキルを
身につけられたのはこの期間があったからこそです。

パソコンで寝すぎて
腕が痙攣して動かなくなって病院送りに
なったこともありましたけど(笑)

月商50万円突破。そして止まる。

壁に当たる

とにかく作業をしまくった結果3ヶ月後には
月商50万円を越えてきました。

この頃は中古メディアばかりで
利益率は手数料引いた後で30%前後。
月に15万円の収入。

しかし当時の生活スタイルでは
正直これが限界の数字でした。

福井県という田舎の中で
限られた時間、限られた店舗。

何よりこれ以上時間を作ることに
大きな壁が出てきました。

どう考えても時間がない。

そして1日3時間程度の睡眠を
3ヶ月続けた体も限界に近づいていました。

そして僕が選択した答えは
飲食店の正社員を辞めて
バイトにしてもらうということでした。

バイトならシフト制で
丸々1日動ける日が作れるし
日によっては早く帰って作業ができます。

収入は減りますがこの収入に頼っている以上は
せどりの収益を伸ばすことは難しいと思っていたので
何の迷いもなくお店のオーナーに話にいきました。

将来の店長候補として僕を育ててくれた
オーナーには申し訳なかったですが
なんとか話がまとまり
いよいよ半専業せどらーとしての僕の人生がスタートしました。

初心者時代のまとめ

・挫折を期に自分の甘さと行動量の少なさに直面した
・全頭検索を通じてせどりの実情と可能性を見出した
・とにかくやることを通じて自分の行動量のベースができた
・作業時間の限界にぶち当たり仕事を退職

せどりに出会ってからのこの3ヶ月は
僕にとって大きな分岐点にり
この経験が今の僕を支えてくれています。

恐らく作業ベースで言うと
人生で一番がむしゃらにやった時期だったので
やればできるんだという自信にもつながりました。

自信は結果からしか生まれません。
自信があったらとか自信がついたらと言っていても
それは恐らく叶わない願いでしょう。

自分が必死にやってそれが跳ね返ってくる
それが自信になります。

初心者の方はまずは必死にやってみてください。

それで結果が出なかったとしても
行動する前とは明らかな違う自分になっているはずです。