自分のビジネスの現状を
ハッキリ伝えることができますか?
自分がいくら稼いでいて
どれぐらいの資金を投下しているか
在庫はいくらあるのか。
最低でもこれぐらいの数字は
聞かれたら即答できないとやばいです。
数字って細かいし
現実を突きつけられるし
あまり見たくないって方もいるかもしれません。
しかしビジネスでは数字が全てです。
数字はウソをつきませんし
数字から学ぶことってたくさんあります。
この記事ではせどりをやる上で
最低限知っておきたい数字と
その管理方法について詳しく解説していきます。
この記事から得られること
・ビジネスを数字で管理できるようになる
・自分の現状を把握して改善することができる
・数値目標や行動目標が明確になる
それではいってみましょう。
CONTENTS
せどりで必ず知っておくべき6つの数字
物販において最低限知っておくべき
数字は以下の6つになります。
売上高
売上高は手数料を引く前の純売上高になります。
自分がどれだけの規模で
商売をやっているのかは
この売上高によって判断できます。
仕入高
仕入高は通年、月毎などで
把握しておく必要があります。
仕入れは売上と利益に直結します。
特にせどりのような資金を回していくビジネスでは
仕入れが止まれば売上も
止まってしまいますので
毎月この仕入高を一定以上に
保っていくことが売上の安定につながります。
粗利益
粗利益は一般的には売上から商品原価を
差し引いた数字になります。
売上総利益とも言われていて
シンプルに仕入れた商品がどれぐらいの
売上を上げているかということを表しています。
この粗利については会社によって様々で
手数料や経費を差し引いた後の数字を
粗利とすることもあります。
原価率
原価率は売上高に占める原価の割合のことです。
単純に原価を売上で割った率になります。
原価率は物販において必ず注目すべき数字です。
商品によっては価格競争や損切りによって
原価率が上がってしまうこともありますので
1ヶ月単位などの括りで原価率を計算し
比較、検証していくことが必要です。
経費
経費の中には様々な科目が含まれますが
一般的にはその商いに直接的に関わるものだけを
経費として算出します。
他にも保険料なども経費に含むことができますが
まず物販単体の収益を算出する上では
物販に直接かかった経費を入れて計上しましょう。
物販でかかる主な経費は
・人件費
・梱包資材
・販売手数料
・送料
・交通費
・通信費
・雑費
などが挙げられますが
重要なことは毎月どれぐらいの経費が
かかっているかを把握しておくことです。
もちろん販売手数料や送料は
売上によって変動します。
逆に人件費などは成果給の場合を除いて
ほぼ固定になります。
最低限この1ヶ月にかかる経費を
ペイできるだけの着金が必要ですので
必要な利益額の数字の算出元にもなります。
営業利益
営業利益は売上高から売上原価と
経費を差し引いた数字になります。
自分の営業活動を通じて
どれだけのキャッシュを残せたか
という最終的な数字ですので
必ず抑えておくべき数字です。
◯◯ぐらいではビジネスではない
はじめにも書きましたが
数字はウソをつきません。
上の数字を明確にすることによって
今の自分のビジネスの現状を
真摯に受け入れることができます。
よくせどりをしている人に
自分の数字って言えますか?という質問をすると
「利益率は◯◯ぐらいです」
「毎月の経費は◯◯ぐらいです」
というような答えが返ってきます。
もちろん数字を把握した上での
概算数字なら問題ないんですが
ハッキリと自分の数字を管理して
理解している人は実は非常に少ないんです。
なんかだいたいでビジネスやってる感じです。
数字を理解していなかったら
自分の状況もわからないし
次にどういう手を打っていこうといった
戦略的な考えも具現化できません。
ビジネスをやる以上はその道のプロです。
副業だとしても1円でもお客様からお金を
受け取ったらすでにプロなんです。
◯◯ぐらいって頭で考えている数字は
だいたいブレてる事が多くて
実際に数字を出してみると
あれ?こんなはずじゃない・・・
みたいなことになりがちです。
気づいたときには手遅れに
なってしまうこともありますので
リスクヘッジの面から見ても
数字管理は徹底して行いましょう。
数値目標を立てる
昔は月始めに毎月の売上や
利益の目標を立てていました。
もちろん今は年間の計画に
それが組み込まれているわけですが
昔はただ漠然とした数字を書いていました。
来月は絶対100万円売るぞー!
みたいな。
もちろん毎月の目標を立てることは必要ですが
もっと大事なのはその目標が果たして
来月までに達成可能なのか?
ということです。
自分の現状も理解できていない人が
来月の目標達成を具体化できるはずがありません。
同じく目標が100万円の売上でも
現状の在庫数や在庫金額
必要な仕入れ金額を掴めている人は
その数字から逆算して行動していくだけで
ある程度目標達成は見えています。
目標は達成するためにあります。
達成できなかったらパワーを奪われる元にもなりかねません。
目標を立てる前に今の数字と
しっかり向き合うことが
自分にパワーを与えてくれる目標を作り出します。
この記事のまとめ
・物販をやる上で最低限6つの数字はおさえておく
・ビジネスのプロとして数字管理を徹底する
・数字管理をするからこそ明確な目標設定が可能になる
この記事を書いていて
自分もまだまだ数字に弱いなと
実感させられました。
会社を経営していく上では
もっと数字にシビアになる必要があるし
物販をもっと洗練していくには
数字を色んな角度から分析する必要があります。
数字と真正面から向き合って
どんどんビジネスを拡大していきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。