せどりの不良在庫を最小限に抑える4つの方法

せどりの不良在庫を最小限に抑える4つの方法

せどりで一番やってはいけないことって知っていますか?

それは不良在庫を貯めることです。

せどりで失敗する原因のほとんどが
この不良在庫によるものです。

資金ショートも黒字倒産も
ほとんどが不良在庫が原因です。

すなわち物販にとって
不良在庫は最大の敵です。

でも貯めたくなくても
貯まるのが不良在庫。

不良在庫を貯めないための
工夫と考え方をまとめました。

不良在庫の定義

どれぐらい在庫期間が経てば
不良在庫になるのか。

これには正解はなくて
人それぞれ違います。

専業と副業
資金の量
仕入れ基準
などの条件で左右されます。

例えば
せどりを専業にしている人は
利益率よりもキャッシュフローを
優先すべきなので在庫保有期間は
短くなければいけません。

一方で副業だったら
ある程度寝かせて
販売するということもできます。

不良在庫の基準として
最もわかりやすいのが
自分が仕入れ基準と
比べてどうなっているかです。

1ヶ月で売れると判断して
仕入れた商品が

1ヶ月以上寝ていたら
それは不良在庫です。

物販は自分のイメージした通りに
売れていかないことは日常茶飯事ですが

やはりイメージに近づけていかないと
不良在庫が貯まってキャッシュフローを圧迫します。

自分がイメージした在庫期間より
寝ている在庫は全て不良在庫。

これぐらいシビアに見て
丁度いいぐらいです。

在庫は寝てるだけじゃない

在庫はただ寝てるだけじゃありません。

おとなしく寝ているように見えて
知らず知らずの内に費用がかかっています。

アマゾンなら放っておいても
保管手数料がかかりますし

自社配送だと倉庫や
事務所のスペースを奪います

そして在庫が貯まってくると
見るのも嫌になるぐらいテンションが落ちます。。

このように在庫は
キャッシュフローを圧迫するだけでなく

余計な費用を生み。
場所を奪い。
テンションまで奪っていきます。

不良在庫は容赦なく叩き売る

不良在庫を抱えてしまう人に
共通している原因が

損切りができないことです。

しかし物販では

損切りができない人は成功できません。

なぜか?

損切りができない人は

目先の利益しか見えていない人だからです。

特に初心者の方は
ひとつの商品で赤字が出ただけでも
凹んでしまうと思います。

でももっと凹むのは
損切りをしなかった結果
不良在庫になって
資金ショートを起こすパターンです。

上にも書きましたが
物販をやっていれば
思ったように売れないことも
日常茶飯事です。

失敗して仕入れてしまうことも普通にあります。

重要なのはその後。

ミスったとわかった時点で
さっさとお金に変えましょう。

例えそれが損切りでも
丸々仕入れ資金が寝るよりは
よっぽどマシです。

相場の格言で

「見切り千両、損切り万両」

という言葉があるように

損失が少ないうちに
損切りをすることが
物販でも非常に重要なことです。

自分がイメージした販売期間以上に
寝ている在庫はただちに叩き売る
ぐらいの思い切りを持つようにしてください。

仕入基準と販売戦略を明確に持つ

そもそも不良在庫かどうか判断するためには
明確な仕入基準に沿って仕入れを
することが必要です。

そして明確な販売戦略を持って
販売を行っていきましょう。

例えば

仕入基準は常に1ヶ月以内に回転する商品で見込み利益が◯◯%

販売戦略は販売想定期間を過ぎた商品は原価を割っていても叩き売る

このように仕入基準と販売戦略を明確にします。

基準がなければ結果を検証することができません。

どこが不味かったのか?
改善点はどこなのか?

このようなフィードバックは
基準が明確にあってこそ
次に違いを作ることができます。

どうしてもその日の気分や思い込みなどで
基準がブレがちになる人もいると思いますが

不良在庫を持たないためには

明確な基準と戦略を持つことは必須条件です。

この記事のまとめ

・不良在庫の定義は人それぞれ。自分の在庫保有期間を目安にシビアに見る。
・在庫は寝ながら費用を垂れ流しテンションをも奪う悪いヤツ
・不良在庫は損切り覚悟で叩き切ることが重要
・仕入基準を明確にしてそれに一貫して物販を行う

在庫は
ないと売上が立たないし
ありすぎるとキャッシュを圧迫する
本当に難いやつです。

しかし物販をやる以上は
この在庫と向き合って行く他ありません。

無在庫販売という方法もありますが
結局は有在庫の入り口として無在庫があるだけです。

逆に言うと

在庫をしっかりコントロールできれば物販は稼げます。

利益を最大化させることと並行して
在庫をお金に変える努力を惜しまず
物販に取り組んでいきましょう。