せどりでもネット物販でも
在庫は切っても切れない関係にあります。
在庫管理は物販をビジネスを守る
ディフェンス面から見ても
かなり重要度が高いです。
特に在庫管理の中でも重要なのは
棚卸し作業です。
物販における棚卸しと
在庫管理の重要性についてまとめました。
在庫は最終的に資産になる
在庫は最終的には
資産に計上されます。
資産に計上されるということは
商品が売れていなくても
利益に加算されてしまうということです。
例えば
年間1000万円の売上があって
期末の在庫が300万円残っていたとします。
仮に売上原価が500万円だったとすると
売上1000万円ー売上原価500万円=利益500万円
ではなくて
期末処理は
売上1000万円+期末棚卸在庫300万円ー売上原価500万円=利益800万円
という計算になります。
つまり在庫分がそのまま利益に乗ってきてしまうわけです。
利益が出ることは良いことですが
当然その利益に対して税金がかかってくるので
期末の棚卸し分を考えていないと
思わぬ税金を払うことになります。
なので節税の意味でも
期末は出来る限り在庫を
圧縮する必要があります。
棚卸しは毎月やるのが基本
このように思わぬ事態を避けるために
棚卸しは毎月行うことをおすすめします。
毎月棚卸しを行うことで
期末におこる急な資産の
増減がなくなります。
商品数が多いと面倒くさいと
感じるとは思いますが
毎月必ず在庫を計上して
月次決算処理をしていきましょう。
在庫はしっかりコントロールする
在庫をコントロールできないと
決算で痛い目にあいます。
上にも書いたとおり期末は
在庫を極力圧縮しなければいけないので
期末から逆算して
どれぐらい在庫の圧縮が必要なのか
をコントロールしていきましょう。
適正な在庫量や回転率については以下の記事にまとめてあります
在庫管理をやることで得をする
在庫管理をしっかりと行えている
物販プレーヤーは色んなところで得をします。
僕が毎月棚卸しをしてください
という理由はここにあります。
例えば対銀行においても
在庫管理をしているかどうかで
イメージがかなり違います。
在庫を管理しているということは
自分のビジネスについて深い理解があり
分析もできているということなので
この人にはお金を貸してもいいかなって思えるわけです。
逆に在庫管理がずさんなところには
やっぱり何があるかわからないので
銀行も不安を覚えます。
また在庫管理をしっかりすることで
現状が把握できて
次の戦略も打ちやすくなります。
実際毎月棚卸しをやっている人は少ないので
ここをやるだけで差別化になりますね。
この記事のまとめ
・在庫は資産計上なのでしっかり管理していないと思わぬ出費につながってしまう
・棚卸しは毎月やって自分の在庫状況を常に把握しておく
・在庫は自らコントロールする
・在庫管理をしっかりやっておくと対外的にも好印象を与え、何より自分のレベルアップにつながる
物販をやっている以上は
在庫管理はやって当たり前のことです。
この記事に書いたことは
稼いでいる人は当たり前にやっています。
確かに在庫は資産ですが
売れなかったら
何の価値もない
ただのゴミ同然です。
仕入れや販売ノウハウばかりに
目が行きがちですが
在庫管理ができていなければ
最終的に黒字倒産になる危険性もあります。
ある意味では
物販で一番重要な要素は
在庫管理とも言えます。
今の自分の在庫状況を
ゆっくり時間をとって
もう一度見直してみてください。